講座概要
「要員・人件費の計画を作らなければならないが、具体的に何をどうしたらよいのかわからない」「これまで引き継がれてきたやり方で、人員数や総額人件費の数値は計算しているが、そのやり方で立てた計画が正しいのか判断ができない」――人事の方から、こうした意見をよく聞きます。
本講座では、要員・人件費計画を策定し、マネジメントしなければならない5つのケースを題材に、実際に数値を計算する演習を通じて、要員・人件費計画の策定やマネジメントを行う上での考え方やポイントをわかりやすく解説します。ぜひご参加ください。
※講義で使用しますので、「電卓」「筆記用具」をご用意ください。
※専門家・同業他社様のご受講はお断りさせていただくことがございます。
※WEBでご参加の皆さんには、資料を事前に発送いたします。必ず資料送付先のご住所の記載をお願い致します。
9月6日までにお申し込みいただいた場合は、資料を講座開始前にご指定の住所に発送いたします。
9月7日以降にお申込みいただいた場合は、資料到着が間に合わない可能性がございます。セミナー当日は、投影資料でご参加ください。
※昼食をご用意しています(来場受講のみ)
※WEB受講でご参加の場合は、お申込み前に必ず下記のURLをご確認のうえで、お申込みください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/deliveru
【本講座のポイント】
①実際に人事担当者が直面しがちなケースを用いて、実践的な対応方法を理解する
②演習問題を通じて、要員・人件費計画を作る具体的手法を体感する
③本講座を受講した後、会社に戻ってまず何をやればよいかがわかる
講座内容
Ⅰ 売上・利益率ともに向上を目指す場合の要員・人件費計画の考え方
1.現状の可視化
2.なりゆきのシミュレーションと、まだ見えない課題の発見
3.計画達成のための許容人件費と必要生産性
Ⅱ 間接部門を効率化するために何をすべきか
1.間接部門の定義
2.間接部門の生産性とは
3.効率化目標値の検討と工数コスト効率の観点に基づく検証
Ⅲ 部門からの増員要求を抑え込み、適正な人員配置を実現する
1.部門単位の要員・人件費計画の考え方
2.会社の利益確保のための要員・人件費の抑制(トップダウン)と、部門の売上目標達成のための要員・人件費の必要性(ボトムアップ)
3.配員の優先順位付け
Ⅳ 儲かる店舗・儲からない店舗
1.店舗タイプの区分方法
2.儲かる店舗の分析
3.要員配置の考え方
Ⅴ 売上を倍にするために人事部がすべきこと
1.「売上を倍にする」を人事部の観点から捉え直す
2.実現すべき人員数・人件費・生産性の見極め
3.リスクシナリオの観点からの検証
講師プロフィール
株式会社人的資本イノベーション研究所 代表取締役 岡本 努 氏 / デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員 パートナー 山本 奈々 氏
株式会社人的資本イノベーション研究所 代表取締役 岡本 努 氏 / デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員 パートナー 山本 奈々 氏
株式会社人的資本イノベーション研究所 代表取締役 岡本 努 氏
【略歴・著書】
同志社大学経済学部卒業、神戸大学大学院経済学修士。元デロイトトーマツコンサルティング合同会社Human Capital部門共同責任者。
25年間、一貫して組織・人事にフォーカスした経営コンサルティングを提供。人事戦略の立案、要員・人件費計画、人事中計の立案、各種人事施策の設計、人事制度設計・導入、教育研修体系構築・実施等の幅広いテーマを手掛ける。最近では、人的資本経営、人的資本イノベーション、Well-beingなどに注力。共著書に「要員・人件費の戦略的マネジメント ~7つのストーリーから読み解く」(労務行政、2013年)「“未来型”要員・人件費マネジメントのデザイン」(労務行政、2019年)「人的資本経営ストラテジー」(労務行政、2023年)がある。
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員 パートナー 山本 奈々 氏
【略歴・著書】
人事中計の策定、要員・人件費計画の策定(Workforce Planning)および最適化マネジメント、要員・人件費計画策定プロセスの高度化、人材のトランジション実行支援、組織・人事戦略策定、同一労働同一賃金、DEI推進支援、People Analytics、人事制度設計等、組織・人事関連のコンサルティングに幅広く従事。共著書に「要員・人件費の戦略的マネジメント ~7つのストーリーから読み解く」(労務行政、2013年)「“未来型”要員・人件費マネジメントのデザイン」(労務行政、2019年)がある。