講座概要
昨年度の自社の総額人件費はいくらでしたか。その時の“人件費”とは、具体的に何の項目の合算値でしょうか。あなたの会社では、何人の人が働いていますか。その人数は、正社員の人数だけですか。非正規社員は何人で、業務委託はいくらですか。
人件費・要員を管理するためには、上記の質問にすぐに答えられることが必要です。本講座では、「人員数」や「人件費」の定義から、人件費・要員計画を考える上での基本的な考え方をわかりやすく解説します。
※講義で使用しますので、「電卓」「筆記用具」を必ずご用意ください。
※専門家・同業他社様のご受講はお断りさせていただくことがございます。
※WEBでご参加の皆さんには、資料を事前に発送いたします。必ず資料送付先のご住所の記載をお願い致します。
2月5日までにお申し込みいただいた場合は、資料を講座開始前にご指定の住所に発送いたします。
2月6日以降にお申込みいただいた場合は、資料到着が間に合わない可能性がございます。
セミナー当日は、投影資料でご参加ください。
※昼食をご用意しています(来場受講のみ)
※WEB受講でご参加の場合は、お申込み前に必ず下記のURLをご確認のうえで、お申込みください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/deliveru
【本講座のポイント】
①人件費・要員管理の在り方を考える上で外せない基礎知識・前提を理解する
②演習問題を通じて、人件費・要員管理の検討プロセスを体感する
③明日から何をすればよいのか、何から着手すべきかがわかる
講座内容
Ⅰ 人件費・要員管理の基礎知識
1. 「人員数」の定義
2. “1人”と“1FTE”
3. 「人件費」とは何か
4. 工数コスト
Ⅱ 人件費・要員の分析①(過去~現状分析)
1.「分析」とは、何をするのか
2. “KPI”とは
3. トレンド分析・時系列の分析を行う際のポイント
4. 他社比較(ベンチマーク分析)を行う意味
Ⅲ 人件費・要員の分析②(将来シミュレーション)
1. 何のためにシミュレーションをするのか?
2. 前提条件の置き方
3. シミュレーション結果の解釈のポイント
Ⅳ セグメント別の分析
1. セグメントに区分する意味
2. セグメントの分け方(組織別/機能別/エリア別/・・・)
3. セグメント別のKPI
Ⅴ 人件費・要員計画の作り方、管理の仕方
1. 計画に含めるべき要素
2. 各部門との調整の仕方
3. 常に「モニタリング」できている状態を作り出す
講師プロフィール
株式会社人的資本イノベーション研究所 代表取締役 岡本 努 氏 、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員 パートナー 山本 奈々 氏
株式会社人的資本イノベーション研究所 代表取締役 岡本 努 氏 、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員 パートナー 山本 奈々 氏
株式会社人的資本イノベーション研究所 代表取締役 岡本 努 氏
【略歴・著書】
同志社大学経済学部卒業、神戸大学大学院経済学修士。元デロイトトーマツコンサルティング合同会社Human Capital部門共同責任者。
25年間、一貫して組織・人事にフォーカスした経営コンサルティングを提供。人事戦略の立案、要員・人件費計画、人事中計の立案、各種人事施策の設計、人事制度設計・導入、教育研修体系構築・実施等の幅広いテーマを手掛ける。最近では、人的資本経営、人的資本イノベーション、Well-beingなどに注力。共著書に「要員・人件費の戦略的マネジメント ~7つのストーリーから読み解く」(労務行政、2013年)「“未来型”要員・人件費マネジメントのデザイン」(労務行政、2019年)「人的資本経営ストラテジー」(労務行政、2023年)がある。
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員 パートナー 山本 奈々 氏
【略歴・著書】
人事中計の策定、要員・人件費計画の策定(Workforce Planning)および最適化マネジメント、要員・人件費計画策定プロセスの高度化、人材のトランジション実行支援、組織・人事戦略策定、同一労働同一賃金、DEI推進支援、People Analytics、人事制度設計等、組織・人事関連のコンサルティングに幅広く従事。共著書に「要員・人件費の戦略的マネジメント ~7つのストーリーから読み解く」(労務行政、2013年)「“未来型”要員・人件費マネジメントのデザイン」(労務行政、2019年)がある。