講座概要
本講座では、米国の日系企業と日本の親会社における米国ビザ申請業務に精通している米国の弁護士がビザ申請に関する最新の問題やビザ面接での注意点などに関して説明します。
本講義は、Zoom(ウェビナー)を利用してWebで配信いたします。
ご参加に伴い下記URLをご確認ください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/zoom
【本講座のポイント】
①米国のビザ申請の実務に精通した弁護士がわかりやすく説明します
②質疑応答の時間を十分設け、日常の実務に関する質問が自由にできます
③米国ビザ制度の戦略的活用の促進策
講座内容
Ⅰ L VisaとE Visaの特徴と申請書類
1.それぞれのビザの条件と申請に必要な書類
2.E visaとL Blanket Visaの戦略的活用
3.L Blanket Visa保有者が米国入国時に携帯すべき書類
4.L Blanket Visa更新上の問題点とE-2 Visa更新時の利点
5.L-1Bの審査基準に関する米国移民局のPolicy Memorandum
6.E-2 新規会社登録の方法
7.E Visa グリーンプログラム とは何か、その利点は
8.日本の米国大使館での面接における予想される質問
9.L VisaとE Visaの配偶者の米国での就労やリモートワークの可能性
10. 大使館への種々の問い合わせ方法
Ⅱ 酒気帯び運転による逮捕とビザの取り消し
1. 逮捕時点でビザが取り消し(アルコール検査の結果は無関係)
2. 同伴家族のビザも取り消し対象
Ⅲ ESTAによる出張の注意点
1. ESTAで許される出張目的
2. 入国拒否をされる危険の高いケース
Ⅳ 米国内での住所変更届の提出義務
米国に30日以上滞在する外国人は、米国内での住所変更時には10日以内に届け出る法的義務
Ⅴ ビザとI-94(滞在許可)の違い
オーバーステイ(不法滞在)の意味とその深刻なペナルティ
Ⅵ 駐在員帰国後の家族の米国での滞在
駐在員本人の日本帰国後、家族だけ米国に合法的に残る道はあるのか
Ⅶ ビザ申請書類不備等による一時的ビザ発行不可の通知とその影響
将来のESTA申請やビザ申請への悪影響
講師プロフィール
オグルツリー・ディーキンス法律事務所 インディアナポリス事務所 インディアナ州弁護士 (1996) ワシントン州弁護士 (2021)
本間 道治 氏
オグルツリー・ディーキンス法律事務所 インディアナポリス事務所 インディアナ州弁護士 (1996) ワシントン州弁護士 (2021)
本間 道治 氏
【略歴】
一橋大学社会学部卒業。三井不動産株式会社において人事研修部門、広島支店マンション開発担当、社長秘書、秘書室課長、都市開発事業部事業企画課長等を経験し、1991年同社退職。1994年シンシナティ大学ロースクールJ.D.課程卒業。2002年からオグルツリー・ディーキンス法律事務所に所属。著書『40歳からの米国での挑戦―米国で弁護士を目指す』(Amazon)。