講座概要
新型コロナ・ウィルスによる影響がひと段落し、日本企業の海外での活動も再び活性化しつつあります。しかし、ウクライナや中東などでの紛争の激化など、海外赴任には新たなリスクも生じています。それ以外にも、身近で管理できる国内と異なり、海外は、会社の管理が困難になりますし、慣れない環境で働く社員にとっても、さまざまなリスクやトラブルに遭遇します。
本講座では、社員を海外に赴任させる場合の労務管理上の基礎知識や留意点のほか、海外で勤務する場合のリスクや解消方法について解説します。
※WEB受講でご参加の場合は、お申込み前に必ず下記のURLをご確認のうえで、お申込みください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/deliveru
【本講座のポイント】
①海外勤務に関する労働法制の基本を整理する
②海外赴任させる場合の労務管理を理解する
③海外で勤務する際の留意点を確認する
講座内容
Ⅰ 海外赴任者の労務管理
1.社員を海外赴任させる場合の形態
2.労働時間の管理
3.給与
4.社会保険・労働保険
5.安全・衛生
6.福利厚生
7.その他
Ⅱ 海外赴任時のリスクマネジメント
1.災害
2.違法行為
3.犯罪行為
4.労使間トラブル
5.メンタルヘルス
講師プロフィール
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士
安倍 嘉一 氏
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士
安倍 嘉一 氏
【略歴】
2000年東京大学法学部卒。解雇・残業代請求、ハラスメント・労災、労働組合対応等の労務問題、M&AやIPOにおける労働問題の対応等、企業の問題に幅広く対応。著書として『ケースで学ぶ労務トラブル解決交渉術』『従業員の不祥事対応実務マニュアル』(いずれも民事法研究会)ほか多数。