講座概要
昨今、職場におけるハラスメント関連の紛争が増加しています。
ハラスメントは、企業の規模や業種を問わず、どのような職場でも起こり得る問題です。
人事労務担当者は、職場から寄せられるさまざまなハラスメント問題に対して、適切な対応をとらなければなりません。本講座では、次々と出されている新しい裁判例にも着目して、職場で起こるハラスメントに対する実務上の注意点を取り上げます。
※WEB受講でご参加の場合は、お申込み前に必ず下記のURLをご確認のうえで、お申込みください。
https://www.rosei.jp/seminarstore/seminar/deliveru
【本講座のポイント】
①さまざまなハラスメントについて、適正な対応と実務を学べる
②ハラスメントにおける企業のリスクや事実調査の留意点を学べる
③ハラスメントに対する予防策・対応策を学べる
講座内容
Ⅰ セクシュアルハラスメント
1.裁判例にみるセクハラの類型
2.企業のリスク
3.セクハラにおける事実調査の留意点
4.セクハラ予防に向けて
Ⅱ パワーハラスメント
1.パワハラに関する新たな法規制・指針
2.裁判例にみるパワハラ
3.パワハラにおける事実調査の留意点
4.パワハラ予防に向けて
Ⅲ マタニティハラスメント
1.法の定めるマタハラ類型
2.裁判例にみるマタニティハラスメント
3.産前産後・育児休業と賃金制度
4.産前産後・育児休業と配転・降格
Ⅳ その他のハラスメント
1.カスタマーハラスメント
講師プロフィール
中町誠法律事務所 弁護士
中井 智子 氏
中町誠法律事務所 弁護士
中井 智子 氏
【略歴・著書】
1996年慶応義塾大学法学部卒。1999年弁護士登録(東京弁護士会)。2002年中町誠法律事務所入所、労働事件(使用者側)を専門とする。主な著書に『職場のハラスメント 適正な対応と実務(第3版)』『「労働時間管理」の基本と実務対応〈第4版〉』(いずれも、労務行政)ほか多数