書籍
要員・人件費の戦略的マネジメント
要員・人件費の戦略的マネジメント
7つのストーリーから読み解く
デロイト トーマツ コンサルティング株式会社 著
これからのグローバル時代に
企業が勝ち残っていくために!
要員・人件費の”投入量”と”質”を
マネジメントすることによって
事業を強くし、企業を成長させる
コンサルティングで培われた法則やポイントを
7つのストーリーで解説!
税込価格3,960円(税抜価格:3,600円)
在庫:あり
編集・発行 | デロイト トーマツ コンサルティング株式会社:著 |
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判型・ページ数 | A5 / 320頁 |
ISBN | 978-4-8452-3362-5 |
発売日 | 2013年12月21日 |
目次
はしがき
はじめに
第1章 要員・人件費を最適化し、人的生産性を最大化せよ!
社長の勅命――「計画の達成」と「人件費の抑制」
まず、何を達成するべきかを見極めよ
目的は、「削減」ではない
問題点の解決=総額人件費の抑制
人件費の上昇理由①:管理職比率の上昇
人件費の上昇理由②:派遣社員の恒常的な利用
コラム 人件費抑制の考え方
計画達成に向けた道筋
売り上げ達成に向けた大きな壁――乏しい人材の質
現有人材の見える化と、あるべき姿の明確化
コラム 人材スペックの定義
“あるべき姿”をどのように定義すべきか
現有人材は、どのようなタイプの人材か
再配置、そして育成
計画は、作っただけでは実行されない
全社、そして部門の観点からのKPIの設定
<本章の解説>
ポイント1 「量」のプランニング:「現状」ではなく、
「成り行き」と「あるべき」を比較する
ポイント2 「質」のプランニング(分析)
:戦略を具体的に落とし込む
ポイント3 計画(人事中計)への落とし込み
:“計画化”することの意味
第2章 売り上げを倍にするための要員体制を整えよ!
「2020年度までに売り上げを2倍にせよ」
紛糾する採用計画
動き始めた「ゼロからの採用計画策定」
明らかになった「生産性の低下」
コラム BPRプロジェクトはなぜ“自然消滅”に陥るのか
売り上げを倍にするための要員体制を整えよ!
生産性は高ければよいというものではない!?
コラム 生産性を測定する指標
本当にすべきことは「成長に必要な人員確保」と「利益目標の達成」の両立
生産性を可視化せよ!
かみ合い始めた議論、組み上がるシナリオ
<本章の解説>
ポイント1 全社レベル(マクロ)で将来の適正な要員・人件費を見極める
ポイント2 人件費の適正化施策も同時に検討する
ポイント3 部門ごとの要員計画に落とし込む
まとめ 適正要員・適正人件費を見極める基本フレーム
第3章 人件費を減らして利益率を高めよ!
競合他社とのベンチマークから明らかになったこと
採用をストップすることのリスク
コラム 人件費の構成要素
コラム 退職率と企業規模を維持するための採用者数の関係
成り行きの人件費を見る=人件費の“動き”の見える化
増加し続ける(膨らみ続ける)人件費
人員構成がもたらす人件費単価上昇スピードの差
コラム 人件費単価上昇リスク
ホテル別に異なる人員・人件費関連指標
人件費のコントロール余地の違いに応じた人員・人件費関連施策
人員・人件費をモニタリングする際に欠かせない四つの観点
コラム KPIの因果関係
「人員・人件費診断シート」を活用した人員・人件費モニタリング
<本章の解説>
ポイント1 社外ベンチマーク調査を行う上での留意点
ポイント2 成り行きの人員・人件費シミュレーションに使用する
ツール作成時の留意点
ポイント3 人件費増大の要因を要素分解して考えることが重要
ポイント4 人員・人件費関連施策を検討する際の分析対象のカテゴリー
(タイプ)分け
ポイント5 人員・人件費を効果的・効率的にモニタリングするための三つ
の鍵
第4章 組織の無駄を削ぎ落とし、生産性向上余地を探れ!
組織の無駄をどのように見つけるのか
社内ベンチマーク調査から見えてきた改革の方向性
ヒアリングから明らかになる事実
間接部門比率のバラつきについて
人件費効率のバラつきについて
月別時間外労働時間のバラつきについて
コラム 管理職比率・管理スパン
解決策への落とし込み
施策実行のインパクトをどう見積もるか
Re-born2020の実現に向けた道筋
<本章の解説>
ポイント1 社内ベンチマーク調査を行う上での留意点
ポイント2 施策の実行可能性について
ポイント3 インパクト試算におけるレベル分け
ポイント4 施策実行のロードマップに関する考え方
第5章 間接部門を半減せよ!
中期経営計画の実現に向けた「増員」計画
必要なのは、海外事業の拡大と国内事業の効率化
業界平均よりはるかに高い自社の間接機能比率
コラム 間接機能比率とは
コラム 間接機能従事者を明確化する際のポイント
“半減”すべき間接機能と、“増やすべき”間接機能
コラム 間接機能の生産性
その“施策”は、“施策”になり得ているか?
コラム 1人当たりの効率性と人件費効率
コラム 工数コスト効率
<本章の解説 >
ポイント1 何をどれだけ効率化するのか、目標を定量化すること
ポイント2 責任を明確にし、進捗管理を確実に行うこと
ポイント3 トップダウンで進めること
第6章 要員を捻出し、儲かる支店に人材を集中投資せよ!
各支店の要員・人件費を最適化せよ!
難航するデータ集め
コラム FTE(Full Time Equivalent)
コラム データ管理の重要性
支店別の現状を可視化せよ!
コラム クロス分析
支店のタイプ分け
支店のタイプごとのバラつきを“見える化”せよ!
コラム エクセルを使った箱ひげ図の描き方
コラム 中位値(二分位数)、四分位数、%tile(百分位数)
ベストプラクティスを参考に打ち手を考える
目標によって支店を管理する
コラム ベストプラクティス分析
捻出された人員をどう再配置するか
各支店に目標値を持たせ、きめ細かなマネジメントを通じて
生産性・利益率を向上させる
<本章の解説 >
ポイント1 大量のデータを読み解く方法
ポイント2 定量分析の心構え
ポイント3 グラフの見方
第7章 自らの手で要員・人件費を“解剖”せよ!
設問A-1 KPI推移の計算
設問A-2 生産性低下の要因の推定
設問A-3-① 要員・人件費管理に関する課題の特定(1)
設問A-3-② 要員・人件費管理に関する課題の特定(2)
設問A-3-③ 要員・人件費管理に関する課題の特定(3)
設問B-1 要員・人件費シミュレーションの前提と結果の確認
設問C-1 売上高・社員数・1人当たり売上高の関係の確認
設問C-2 許容人件費・必要生産性の計算
設問C-3 経営計画達成に向けたシナリオ例
設問C-4 悲観シナリオの検討
設問C-5-① インパクト試算(1)
設問C-5-② インパクト試算(2)
設問D-1 間接機能改革における課題の特定
設問D-2 経年分析による改革シナリオの策定
付録 要員・人件費マネジメントの実現度合い簡易チェックリスト
おわりに
解説