書籍
Excelでできる戦略人事のデータ分析入門
Excelでできる戦略人事のデータ分析入門
深瀬勝範著
「経験と勘」から
データ分析に基づく人事管理へ
◇人事管理におけるデータ分析の基本が学べる入門書
◇Excelで関数、グラフを駆使して現状を把握
◇サンプルデータを自社データに置き換えればデータ分析が可能
新しい人事管理に対応していくために、Excelを使った
データ分析の実践的なスキルとセンスが身につく。
統計的手法の基礎知識や、人事管理に関するデータを
どのような手法でどう分析するのか、具体例を用いて分かりやすく解説
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Excelサンプルデータをダウンロードいただけます。
税込価格5,500円(税抜価格:5,000円)
在庫:あり 送料無料
編集・発行 | 深瀬勝範:著 |
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判型・ページ数 | B5 / 240頁 |
ISBN | 978-4-8452-9273-8 |
発売日 | 2019年03月12日 |
目次
第1章 データ分析の基本
1 データ分析に基づく人事管理の必要性
2 データ分析の基本~統計学の基本的な考え方~
[1]「統計」とは(統計学の基本的な考え方)
[2]統計的手法を使ってできること、できないこと
[3]分析対象となる情報、データと収集方法
3 データ分析の進め方
[1]第1ステップ:分析目的の明確化、仮説の構築
[2]第2ステップ:分析の実施(データ収集、分析方法の選択、結果を導き出す)
[3]第3ステップ:分析結果の整理、戦略・施策の提言
4 データ分析のパターン
[1]現時点の分析と時系列分析(成長性の分析)
[2]収益性の分析と生産性の分析
[3]関係性の分析
[4]シミュレーション
5 人事管理におけるデータ分析の実践
第2章 データ分析の基本的な手法
1 代表値と散らばり
[1]代表値の種類と算出方法
[2]散らばりを示す値(分散と標準偏差)
[3]その他の散らばりの示し方(最大値、最小値、分位数)
2 Excelを使った代表値、標準偏差などの算出
[1]関数を入力する
[2]分析ツールを使う
[3]ピボットテーブルを使う
3 グラフの作成(ヒストグラム、散布図、箱ひげ図)
[1]ヒストグラムを作成する
[2]散布図を作成する
[3]箱ひげ図を作成する
演習1
演習2
第3章 労働生産性と労務構成の分析
1 労働生産性、労務構成の分析の進め方
2 労働生産性の分析
[1]従業員数の適正性の捉え方
[2]労働生産性の算出と世間水準との比較
[3]労働生産性の時系列分析
3 労務構成の分析
[1]労務構成の分析の基本的な考え方
[2]労務構成の分析と人事管理上の問題
[3]自社の労務構成の指標の算出
[4]年齢分布、勤続年数分布の分析
[5]労務構成の時系列分析
[6]労務構成に関する指標の統計データとの比較
演習3
演習4
第4章 賃金と人件費の分析
1 賃金の分析
[1]「適正な賃金」とは
[2]賃金水準、賃金格差の決定要因、効果および捉え方
[3]賃金水準の分析
[4]賃金格差の分析
[5]「賃金構造基本統計調査」の分布特性値の使い方
[6]賃金格差の分析のまとめ
2 人件費の分析
[1]「人件費」とは
[2]「適正な人件費」とは
[3]労働分配率を使った人件費分析の基本的な考え方
[4]労働分配率の統計データとの比較
[5]労働分配率の時系列分析
3 賃金、人件費分析のまとめ
演習5
演習6
第5章 相関と回帰分析
1 相関
[1]「相関」とは
[2]相関係数の算出方法
[3]相関行列の表示と使い方
[4]相関を使うときの注意点
2 回帰分析
[1]「回帰分析」とは
[2]回帰分析の進め方
[3]「R-2乗値」とは
[4]散布図を作成しない回帰分析の方法
[5]デ-タの分布に応じた回帰分析の方法
[6]データ「x」が複数ある場合の回帰分析(重回帰分析)
演習7
演習8
第6章 要員計画、人件費予算の策定
1 要員計画、人件費予算の基本的な考え方
[1]要員計画、人件費予算策定のポイント
[2]要員計画、人件費予算策定のステップ
[3]要員計画、人件費予算を合理的に策定するための条件
2 今後5年間に必要となる総従業員数の推測
[1]売上高と総従業員数の回帰分析
[2]売上高目標の達成に必要な総従業員数の推測
3 総従業員数、人件費の適正性の検証
[1]人件費シミュレーションの基本的な考え方
[2]事業構造の分析(売上高と人件費以外のコストの回帰分析)
[3]人件費シミュレーション(総従業員数と人件費の適正性の検証)
[4]総従業員数および人件費の調整
4 部門別・雇用区分別従業員数の算出
[1]部門別・雇用区分別従業員数の一般的な算出方法
[2]人件費シミュレーションのブレークダウンによる要員計画の策定
[3]非線形最適化による要員計画の策定
[4]要員計画の妥当性の検証
5 ソルバーとシナリオを使った雇用ポートフォリオの作成
6 シミュレーションおよび制約条件設定に関する留意点
[1]「当たらなかったシミュレーション」にも大きな意味がある
[2]ソルバーにおける制約条件の設定に関する留意点
演習9
第7章 評価における統計的手法の活用
1 統計的手法を使った人事評価の調整
[1]人事評価の甘辛調整は、基本的には不可能
[2]標準化による人事評価の調整
[3]標準化を使う場合の注意点
2 目標管理制度におけるデータ分析の活用
[1]目標管理制度の運用上の問題
[2]設定された目標額、達成率、支店業績のデータ分析
[3]目標設定の傾向分析
[4]データ分析を活用した目標管理制度
3 データ分析に基づくコンピテンシーの明確化
[1]コンピテンシーとは
[2]職務行動に関するデータ分析とコンピテンシーの明確化
[3]コンピテンシー明確化に関するデータ分析のポイント
第8章 従業員意識調査の分析
1 従業員意識調査の分析
[1]「従業員意識調査」とは
[2]従業員意識調査において一般的に行われる分析
[3]従業員満足度の捉え方と改善策の講じ方
[4]項目間の関係性の分析
2 カイ二乗検定による退職要因の分析
[1]「カイ二乗検定」とは
[2]カイ二乗検定の進め方
[3]カイ二乗検定による退職要因の分析
[4]カイ二乗検定を使って従業員意識調査の分析を行うときの留意点
演習10
第9章 業績と人事施策の関係性分析~人事部門のKPIの策定~
1 業績と人事施策の関係性分析
[1]データの収集と業績の状況の分析
[2]業績と人事施策の関係性分析(相関行列の作成と樹形図による分析)
[3]タイムラグを考慮した業績と人事施策の関係性分析
2 データ分析に基づくKPIの策定
[1]「KPI」とは
[2]データ分析に基づくKPIの策定
[3]KPIの活用
第10章 これからの人事管理と人事部門の役割
◆ 巻末付録 データ分析でよく使われるExcelの関数式
◆ 重要項目別索引
◆ 参考文献