公開日 2007.09.05 プライスウォーターハウスクーパース株式会社
●職能資格制度や職務等級制度において、資格や等級が上がることを昇格(昇級)、逆に資格や級が下がることを降格(降級)と呼ぶ。
昇格/降格のイメージは図表のとおり。
●一方係長から課長へ、課長から部長へなど組織上のポジションが上がることを昇進という。昇進のイメージは図表のとおり。
●職能資格制度においては、資格が上がること(昇格)と組織上のポジションが上がること(昇進)を区別して両方を運用している。
●昇進は、ポジションがなければ行わないなど、厳密に運用するという意志があれば行いやすいが、昇格は、「3年も経験しているのだから上げても良いのでは」などの主観が入りやすく、昇進ほど厳格に行うのは難しい。
●等級が上がることと、組織上のポジションが上がることがほぼ一致している職務等級制度では、昇格と昇進を区別して運用する必要はない。
■関連用語
職能資格制度
職務等級制度