2020年09月11日掲載

採用担当者のための最新情報&実務チェックポイント - 2020年9月


ProFuture株式会社/HR総研
代表 寺澤康介
(調査・編集: 主席研究員 松岡 仁)

 ProFuture代表の寺澤です。
 9月4日、「裏アカウント特定サービス」なる語句がTwitterのトレンドワードに入ったのをご存じでしょうか。2020年9月7日より本サービスの提供を開始すると発表した株式会社企業調査センター(東京都千代田区)によれば、同社は企業向けのリサーチ業務やリスクマネジメント業務を展開している会社で、人事部門向けにはかねてより採用マッチングサービスを提供しているようです。同社が開始したこの新サービスは、調査対象者である就職希望学生や転職希望者が使用しているあらゆるSNSを緻密に調査し、履歴書や表には見えてこないプライベートを含めた"人となり"を調査するというものです。
 今回問題になっている「裏アカウント」とは、「裏垢」と表現されることもありますが、SNSなどにおいて自身が名前を明かして開設した本来のアカウントとは別に、自分自身の言動とは思われたくない投稿をするために匿名で設けられた秘密のアカウントのこと。一般的には、愚痴や差別的発言、誹謗中傷、好ましくない画像の投稿などを目的に開設されることが多いといわれています。今回、企業からの依頼により、応募者の「裏アカウント」を特定するサービスを開始するとしているわけですが、実に88%の割合で特定可能だということです。
 普段使っているSNSであれば、趣味嗜好やどんな日常を過ごしているのか、どんな考え方をしているかなどを知ることができるが、最近は「就活アカウント」を作り、素の自分を隠して対策を行っているケースが多くなっているため、正しい"人となり"を把握することが困難になっていることから、今回のサービスに踏み切ったとのこと。学生からは、「プライバシーの侵害だ」と非難する声や、「自分の裏アカウントも特定されてしまうのか」と心配する声が多い一方、中には「今日でTwitterをやめます」という学生も現れたようです。
 コロナ禍におけるWeb面接の急増により、質疑応答の回答情報には表れない「非言語情報」、あるいは人間性を感じ取ることが困難となっている中、徹底したSNS調査を通じて問題社員の採用をあらかじめ排除できる画期的なサービスだと、同社は説明しているようですが、皆さんはどう思いますか? 利用しますか?

3月以降、利用価値が低下している就職ナビ

 さて今回は、HR総研が6月8~18日にかけて、「楽天みん就」会員の就活生を対象に実施した、「2021年卒学生の就職活動動向調査」の結果の中から、学生が活用した就職サイト、志望度が高まった、あるいは下がった企業の制度や取り組みについて紹介します。
 まずは、学生の就職サイトの利用状況ですが、2019年6月~2020年2月の就活前半に活用した就職サイト(複数選択)と、2020年3~6月の就活後半に活用した就活サイト(複数選択)、さらには2019年6月~2020年6月までの1年間で最も活用した就活サイト(単一選択)に分けて聞いてみました。
 文系学生では、2020年2月までの前半は「マイナビ」が90%で最多で、次いで「リクナビ」が81%、「楽天みん就」が69%などとなっていましたが、3月以降の後半になると、「マイナビ」(84%)、「楽天みん就」(75%)、「リクナビ」(73%)と、特にリクナビの利用率が下がり、2位と3位が入れ替わりました[図表1]。また、前半と比較すると、後半は「マイナビ」をはじめとする就職ナビ系の利用率が軒並み下がり、「楽天みん就」などの口コミサイト系や、「OfferBox」などの逆求人型サイト系の人気が上昇、あるいは微減にとどまっていることが分かります。

[図表1]文系学生が活用した就職サイト(複数選択)

資料出所:HR総研「2021年卒学生の就職活動動向調査」(2020年6月。以下図表も同じ)

 理系学生でも文系と同様の傾向が見られます[図表2]。これまで理系に強いといわれてきた「リクナビ」も、今年は前半の82%から後半は70%と12ポイントもの減少となっています。

[図表2]理系学生が活用した就職サイト(複数選択)

 もはや学生にとって、就職ナビの利用目的は「インターンシップ参加登録」がメインとなってきています。経団連が就活ルールから撤退したことを契機に、企業は「3月1日 採用広報解禁日」を重視することが少なくなり、自社の採用ホームページでは解禁日の前年から既にプレエントリー受付を開始しているケースが増えてきていることも大きいと思います。「3月1日 採用広報解禁日」を順守し、この日から採用情報を公開したり、プレエントリーの受付を開始したりと、採用広報解禁日にこだわっているのは、今や就職ナビ会社だけになっているといっても過言ではありません。
 既にインターンシップ参加企業での選考が進んでいたり、企業ごとの採用ホームページからプレエントリーを開始したりしている学生にとって、3月1日以降に就職ナビからプレエントリーをするのは、自分がそれまで想定していなかった新しい企業を発見した場合が中心となり、結果的に3月以降の就職活動における就職ナビの利用価値が、年々少しずつ下がってきていると推測されます。

「リクナビ」低迷、口コミサイト、逆求人型サイトの台頭

 「1年を通して最も活用した就職サイト」について、文系における2020年卒学生と2021年卒学生の傾向を比較してみると、2020年卒学生では上から「マイナビ」(38%)、「リクナビ」(27%)、「ONE CAREER」(14%)となっており、2021年卒学生では「マイナビ」(48%)、「ONE CAREER」(15%)、「リクナビ」(13%)となっています[図表3]。「マイナビ」の利用率が10ポイントも増えているのに対して、ここでも「リクナビ」の利用率は前年より14ポイントと大きく減少しており、その結果、「ONE CAREER」に抜かれて2位から3位に後退しています。

[図表3]文系学生が1年を通して最も活用した就職サイト(単一選択)

 理系においては、2020年卒学生では「リクナビ」がトップの38%となっていたものの、文系と同様に2021年卒学生では利用率が20%と前年を大きく下回り、2位に後退する結果となっています[図表4]

[図表4]理系学生が1年を通して最も活用した就職サイト(単一選択)

 これまで長らく就職ナビの2強を形成してきた「マイナビ」と「リクナビ」ですが、今年は「マイナビ」の独り勝ち状態といってもいいでしょう。リクナビ離れの一因は、昨年8月はじめに報道されたリクルートキャリア(「リクナビ」運営会社)が「内定辞退率」予測データを企業に提供していたことでしょう。内定辞退率の予測データについて、リクルートキャリアは学生に対する告知が不十分だったことから、一方的なバッシングを受けることになりました。この件に関する大学キャリアセンターの不快感はとても強く、2021年卒学生に対するキャリアガイダンスへのリクルートキャリアの参加を断ったり、推奨の就職関連サイトから外したりといった動きが広がったのです。もちろん、学生本人もこの報道は目にしたでしょうから、「リクナビ」に対する信頼感は大きく後退したといえます。
 また、就職ナビの補完的に活用されることが多かった口コミサイトがその存在価値を高めるとともに、新興の逆求人型サイトが中位の就職ナビを押しのけて、「最も活用した就職サイト」のポジションをじりじりと確保し始めてきています。

活用理由が各サイトで異なる口コミ系サイト

 ここで、ランクインした口コミサイトや逆求人型サイトを推す学生の理由をいくつか見てみましょう。まずは口コミサイトから。

【楽天みん就】

・コロナの影響で選考に遅れが見られる中、周りの就活状況を共有できた点は非常に便利であったから(関西学院大学・文系)

・みんなの評判や意見がリアルタイムで更新されるから(同志社大学・理系)

・過去の面接での質問内容を調べるときによく使った(立教大学・文系)

・周りの選考状況が気になるから。大学が立ち入り禁止になり、友人と話す機会がなくなったので、みん就の掲示板から情報を得るしかなかった(大阪府立大学・理系)

・掲示板で周りの学生の、選考状況を把握できたため。もちろん虚偽の情報も含まれているだろうから、情報の取捨選択はしっかり行った(慶應義塾大学・文系)

・志望企業の過去内定者の志望動機・面接対策などを参考にしました。また、企業の掲示板から既に面接を受けた人の所感や面接についての情報を得たり、自分では知り得なかった情報を得られたため(上智大学・文系)

・他の選考受験者がどこまで進んでいるのかを参考程度に把握するため(東京工業大学・理系)

・不合格がサイレントの場合、みん就を見ることで自分が落ちたのかどうかがすぐに分かった(関西大学・文系)

・最も利用したのはリクナビになるが、選考のために活用したのはみん就(フェリス女学院大学・文系)

【ONE CAREER】

・信頼性の高い経験談が載っているから(京都大学・文系)

・選考ステップや体験談、内定後の流れなどが載っているから(東京大学・文系)

・エントリーシートや面接の対策に最も適した就活サイトだったから(大阪大学・理系)

・ESや面接対策が一番できる。絞り込み検索ができるのがとても良い(立命館大学・文系)

・その企業を実際に受けた方の体験談が見られ、とても参考になったからです。通過率も上がったと思います(法政大学・文系)

・就活体験談、特に面接のレポートが非常に参考になりました。1次面接から最終面接まで、各フェーズでどのような話をするのか、面接対策をする上で必ず参照していました。実際には同じような質問をされることはなくとも、幅広く準備してきたことで、何を聞かれてもいいような状態に仕上げ、安心して面接を受けることができました(東京理科大学・理系)

・スマートフォンから体験記等を見るのに一番見やすく、量も充実していたから(東京大学・理系)

【就活会議】

・就活状況の速報や、実際働いている人の口コミも見ることができて、便利でした(関西大学・文系)

・自分と会社との適性など、詳しい情報が載っているから(明治大学・文系)

・ESと体験記がたくさんあるから(同志社大学・理系)

・会社の評価などを調べるために、就活中も内定先が決まってからもよく利用していた(東京電機大学・理系)

・ベタな就活のイロハや企業傾向をつかむ際に便利だったから(東京大学・理系)

【外資就活ドットコム】

・体験談が見やすい。広告や余計な文字が少なく、検索しやすい(慶應義塾大学・理系)

・利用者が主に早慶で自分の求めている情報に合致していると思ったから(早稲田大学・文系)

・コミュニティで選考を確認した(一橋大学・文系)

・大まかに自分が志望するレベルの企業について、詳細かつ多数の情報があった。また、コミュニティに参加する学生のレベルも相当高いものであったと感じられ、自己啓発の一環としても利用の価値があった(慶應義塾大学・文系)

・高学歴の方の体験記やESを見ることができ、また速報スレッドやインターン・本選考の締め切りなど就職活動を行う上で有意義な情報をたくさん載せているから(青山学院大学・文系)

 口コミサイトと一括りにまとめてしまいがちですが、サイトの活用理由は、「リアルタイムの選考状況把握」(楽天みん就)、「過去の体験談やエントリーシート」(ONE CAREER)、「働いている人の口コミや評価」(就活会議)、「コミュニティと参加学生のレベル感」(外資就活ドットコム)とそれぞれ異なります。複数の口コミサイトをうまく使い分けている学生が多そうですね。
 次は、逆求人型サイトの活用理由です。

【OfferBox】

・企業からオファーが来るので、他人から見た自分の強みを知ることができ、自己分析を進めやすいから(近畿大学・理系)

・面談に進めるチャンスが多いから(近畿大学・文系)

・ログインするとオファー数が増える傾向にあるため。自分で探すだけでは出会えない企業がたくさんあったため(西南学院大学・文系)

・自分のプロフィールを見た上で採用側がオファーを送ってくれるため、内容の濃い就職活動につながったと思うから(立命館大学・理系)

・ここ経由で内定が出たから(津田塾大学・文系)

・オファーがくる確率が高かったため(摂南大学・文系)

【iroots】

・オファー数は少ないものの総じて質が良く、知らなかった業界や職種のオファーをもらっても話しているうちに相性がいいなと思わされることが多かったから(上智大学・文系)

・スカウトがたくさん来たから(津田塾大学・文系)

 こちらは口コミサイトほど、活用理由にサイトの機能や特徴による違いはあまり見られないようです。差別化は、具体的にどんな企業からオファーが来るのか、自分とのマッチングに納得性があるのかなどに落ち着きそうです。

学生が魅力に感じる制度や取り組みが埋もれていませんか?

 次に、学生はさまざまな企業の話を聞く中で、企業のどんな制度や取り組みに魅力を感じ、結果的に志望度のアップにつながったのでしょうか。学生のコメントから見ていきましょう。ぜひご確認ください。企業側は、同様の制度があってもわざわざ紹介や説明をしていない項目もあるのではないでしょうか。会社内では当たり前になってしまっている制度や取り組みでも、学生目線に立ってみて、今一度価値を見直してみるのもいいのではないでしょうか。

・ジョブローテーションがあるところや、社員に対して福利厚生がしっかりしているところ(同志社大学・理系)

・説明会の段階から交通費を出してくれる企業は給料などもいいと感じ、志望度が高まりました。また、コロナに対する取り組みをいち早く行っている企業などは、新しいことにたくさん挑戦できる社風だと感じ、志望度が高まりました(関西大学・文系)

・海外大学への社費留学(MBA取得など)(東京農工大学・理系)

・若いうちから裁量権がある会社(横浜国立大学・文系)

・働き方改革を積極的に行っている会社は志望度が高まった(東京都市大学・理系)

・勤務時間を選べるフレックス制度。また、家賃補助に関してはよく見ています(京都産業大学・文系)

・合格後の社員面談のセッティング(京都大学・文系)

・フラットな職場を意識して部長や目上の人も○○さんと呼ぶ(関西学院大学・文系)

・家賃補助が高額(名古屋大学・理系)

・リクルーターが付いて、企業についてすごく教えてくださった。また、その際に聞きたいことがあると包み隠さず教えてくださって、透明性があると感じた。そのため、入社後のイメージがつかみやすく入社したいと強く思うようになった(慶應義塾大学・文系)

・就活生へのアドバイスを込めた結果通知(芝浦工業大学・理系)

・コロナ禍でテレワークなどの在宅ワークを積極的に採用している企業にはとても良い印象を持った(近畿大学・文系)

・2時間ほど休める制度(早稲田大学・文系)

・ドレスコードフリーや時短促進制度(東京都市大学・理系)

・多様な人材を集めるために、新しい変わったインターンシップを行っていたこと(近畿大学・文系)

・エントリーシート提出から面接までの間に、社員さんと関わる機会を多く設置してくれたこと(慶應義塾大学・文系)

・世界トップを指向した研究開発(東京大学・理系)

・挑戦を重んじる社内風土。研究開発費の割合の高さ(北海道大学・理系)

・社内公募での新規部署や事業の立ち上げ制度(日本大学・文系)

・環境問題に取り組むボランティア(立命館大学・文系)

・研修制度が充実しているところがかなり魅力的に見え、大して事業内容に興味なかった会社でも志望度が上がった(日本大学・理系)

・社内に無料のカフェや食堂があったこと(法政大学・文系)

・フレックス制度やテレワークを積極的に取り入れていること。女性が働きやすくなるような産休・育休制度が整っていること(東京農工大学・理系)

・3年ごとにジョブローテーションがあるため、モチベーションを維持できる(中央大学・文系)

・ブラザーシスター制度(お兄さんお姉さんのように親身になって相談できる先輩が近くにいながら仕事を学べて安心できる)(愛知淑徳大学・文系)

・転居を伴う転勤が少ないこと(立教大学・文系)

学生に不評な「みなし残業代」、誤解もありそう

 最後に、逆に学生が引いてしまう制度や取り組みについても、学生のコメントから見ていきましょう。

・事前にみなし残業代が20時間分以上入っているところ。残業が多いのかなと感じたため(京都産業大学・文系)

・みなし残業代制度を取り入れている企業や、変形労働時間制を取り入れている企業は志望度が下がった(近畿大学・理系)

・インセンティブ制度、みなし残業代制度がある会社(広島大学・文系)

・ジョブローテーションをあまりしていないところや、海外展開をしていないところ(同志社大学・理系)

・コロナの状況下でリモートワークがほとんど推進されていない(東京都立大学・理系)

・Web面接を活用しない、緊急事態宣言などへの対応が遅れている(名古屋市立大学・文系)

・住宅手当が、通勤時間が長い人にしか出ないこと(東京農工大学・理系)

・同族経営の企業(同志社大学・文系)

・「体育会系」を前面に打ち出していたこと(お茶の水女子大学・文系)

・連絡が遅い会社は志望度が下がりました(日本女子大学・文系)

・全国転勤あり、年間休日105日以下(関西学院大学・文系)

・エントリーシート締切日の大幅な延長(芝浦工業大学・理系)

・人事面談に参加していたにもかかわらず、コロナで中止になった後、Web面接で再開された際にまた一からやり直し。不公平さと不親切さを感じた(慶應義塾大学・文系)

・エントリーシート通過から面接まで1カ月以上空くにもかかわらず、全く接触がなかったこと(慶應義塾大学・文系)

・雰囲気が堅苦しいWeb座談会(岡山大学・理系)

・女性の管理職が少ない(立命館大学・文系)

・最終面接が、対面面接やWebのライブ面接でもなく、録画面接になったこと(駒澤大学・文系)

・完全成果主義(大阪府立大学・文系)

・精神論が多い社風の場合はエントリーをやめました(慶應義塾大学・文系)

・裁量権を持って仕事をすることができなさそうな雰囲気。社員の方の意識が低いこと(岡山大学・文系)

・インターン、説明会などの質疑応答の際、企業にとって都合の悪い質問は婉曲的な表現で巧みに回答を避けている(大阪大学・文系)

・このような情勢の中、テストセンターでの受験を必須とする企業(千葉大学・理系)

・初任配属地が全国各地でどこになるか分からない(同志社大学・文系)

・最初の赴任先がランダム、仕事優先を好む人が多い会社(横浜市立大学・理系)

・社訓を毎朝読んでいる(岡山大学・理系)

・部長クラスの人に昔の風潮が残っているのを感じて印象が悪くなったことがあった(中央大学・理系)

 学生のコメントで最も多かったのは、「みなし残業代」「残業代固定」、次いで「ジョブローテーションが(少)ない」「リモートワークやオンライン化が進んでいない」です。「住宅手当(補助)」を気にする学生も少なくありません。みなし残業代は、本来は毎月一定額(一定想定時間分)を支払うと約束する制度で、仮に想定時間に満たなくても一定額の支払いは保証され、逆に時間数を超過した場合にはその分を追加で支払われなければならないはずで、社員にとってはそんなに不利な制度ではないはずです。学生の間では、「みなし残業=残業代固定(想定時間を超過しても追加の支払いなし)」と伝わっているのではないかと想定できます。こういったワードの説明も、学生には丁寧にしてあげる必要がありそうですね。

寺澤 康介 てらざわ こうすけ
ProFuture株式会社 代表取締役/HR総研 所長
86年慶應義塾大学文学部卒業、文化放送ブレーンに入社。営業部長、企画制作部長などを歴任。2001年文化放送キャリアパートナーズを共同設立。07年採用プロドットコム(ProFuture)を設立、代表取締役に就任。約25年間、大企業から中堅・中小企業まで幅広く採用コンサルティングを行ってきた経験を持つ。
著書に『みんなで変える日本の新卒採用・就職』(HRプロ)。
http://www.hrpro.co.jp/