リクルートマネジメントソリューションズ 編
小B6判／184ページ／1000円＋税／日本経済新聞出版
小B6判／184ページ／1000円＋税／日本経済新聞出版
BOOK REVIEW ―人事パーソンへオススメの新刊■ 働き方改革の推進、テレワークの浸透、副業・兼業の推進など、ここ数年で働き方をめぐる環境は大きく変化し、人事に携わる人が知っておかなければならない「常識」も、多岐にわたるようになった。本書は、組織・人材マネジメント領域において幅広い調査・研究・情報発信を行ってきたリクルートマネジメントソリューションズ社の「組織行動研究所」の研究員ら12人が、人事・採用担当者やマネジメントに携わる読者へ向けて、重要なキーワードを全83項目に分け解説している。
■ 「採用と人材の戦力化」「育成と能力開発」「組織開発と関係性構築」「人材マネジメント」「働き方とキャリア」の全5章に分かれており、各章に関連するキーワードがそれぞれ15～20項目ほど掲載されている。図表等を織り交ぜ、1項目につき見開き2ページでコンパクトに説明しているため、用語集として必要な項目のみ読み進めることも可能だ。「インターンシップ」「ジョブ型とメンバーシップ型」「アンコンシャス・バイアス」「1 on 1」「OKRとノーレーティング」といった"カタカナ用語"はもちろんのこと、「女性活躍推進」や「越境学習」「同一労働同一賃金」など、近年当たり前のように使われる用語を漏れなく説明している。
■ 心理学やキャリア研究なども含め、各分野の専門家を擁する同社ならではの最新の知見等を踏まえつつ、各用語の意味だけでなく実務に役立つポイントも押さえている。そのため、人事担当者やマネジメントに携わる人はもちろんのこと、ビジネスの現場で「カタカナ用語は苦手」「新しい言葉についていけない」「最近よく聞くあの言葉はそもそもどういう意味だっただろうか」といった思いを抱いたことがあるすべての読者に届く内容だろう。それぞれの用途に応じ、本書を活用いただきたい。
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ビジュアル いまさら聞けない 人事マネジメントの最新常識 内容紹介 1on1、OKR、同一労働同一賃金、HRテクノロジー、リファラル採用、アクションラーニング……1冊で最新用語がすべてわかる！ 働き方改革やリモートワークの進展により、人事マネジメントはここ数年、大きく変化しています。キャリアの考え方や採用についても、新しいコンセプトが次々に登場しています。本書は、重要なキーワードを厳選し、1項目見開き2ページでコンパクトに解説しました。著者はリクルートマネジメントソリューションズで、各企業へのアドバイスや働き方についての研究を行ってきた専門家たちです。 「1on1」「OKRとノーレーティング」「働き方改革」といった新しいキーワードから、「採用面接」「OJTとOff‐JT」などの定番用語までを幅広く網羅しています。最新の心理学やキャリア研究の知見などを取り入れつつ、実務に役立つポイントを押さえました。人事・採用担当者はもちろん、現場のマネジメントに携わる方々も読んでおきたい1冊です。 |