2022年09月06日掲載

採用担当者のための最新情報&実務チェックポイント - 2022年9月

ProFuture株式会社/HR総研
代表 寺澤康介

(調査・編集:主席研究員 松岡 仁)

 ProFuture代表の寺澤です。
 株式会社リクルートの就職みらい研究所が8月19日に発表した「就職プロセス調査(2023年卒)」によれば、8月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は87.8%で、7月1日時点からの1カ月間で4.5ポイント伸びています。ただ、2月1日時点の調査以来、23年卒の内定率が同月比で22年卒をずっと上回っていましたが、4月1日時点での10.0ポイントの差をピークにその差は徐々に狭まっています。8月1日時点で比較すると、85.3%だった22年卒との差は2.5ポイントと、ピーク時の4分の1ほどになっています。3月卒業時点の内定率は21年卒、22年卒ともに既に96%台と高くなっており、これが大きく伸びることは考えづらく、採用活動の早期化で内定率に差がついていたものの、今後はこの差がさらに縮まっていくものと推測されます。

7割の学生が選考辞退

 さて、今回からは数回に分けて、2022年6月にHR総研が2023年卒の「楽天みん就」会員を対象に実施した「2023年卒学生の就活動向調査」の結果について、学生たちはどんな思いを持ちながら、どんな就職活動をしてきたのかをさまざまな角度からお届けしていこうと思います。
 第1回目の今回は、10月1日以降に内定式を計画されている企業が大半かと思いますので、「内定」「辞退」をテーマにした設問の結果について、学生の本音のフリーコメントも含めて見ていきます。順番が逆転しますが、就職ナビの活用など、それ以前の就職活動については10月以降に見ていきます。

 まずは、選考に合格したものの、次の選考を自ら辞退してしまう「選考辞退」について見ていきます。選考辞退を1社もしたことのない(「0社」)学生は、文系で28%、理系で32%と3割前後にとどまります[図表1]

[図表1]応募後に選考辞退した社数

資料出所:HR総研「2023年卒学生の就活動向調査」(2022年6月、以下図表も同じ)

 逆に言えば、7割前後の学生は、「選考辞退」をしたことがあるということになります。理系のほうが「0社」の割合が多い理由は、推薦制度を利用しての受験が含まれるためと推測されます。選考辞退した社数を見てみると、文系・理系ともに「1社」、「2社」、「3社」、「4~6社」が14~17%で拮抗しています。中には、「10社以上」という人事泣かせの学生も文系で4%、理系で2%ほどいるようです。
 文系と理系を比較してみると、全体的な傾向は似ているものの、先に見た「0社」をはじめ、「3社」までは理系のほうが文系を上回り、4社以上は文系が理系を上回っていることが分かります。文系のほうが理系よりも応募した企業が多い(活動量が多い)ことが背景にあるのでしょう。

 では、どんな理由で選考を辞退することが多いのでしょうか。[図表2]は、「選考辞退した理由」について、文理別の結果を文系の数値で降順に並べたものです。最も多い理由は、文系・理系ともに「より志望度の高い企業での選考が通過した」で、文系で60%、理系では71%と7割を超えます。

[図表2]選考辞退した理由(複数回答)

 2位以下の理由を見ると、すべて理系が文系を下回っており、唯一、この理由だけが理系のほうが多くなっています。2位は、「応募後に再考し、自分に合わないと判断した」で、文系では47%と半数近いのに対して、理系では32%と3割程度にとどまります。
 3~5位は、「ネット上で、あるいは知り合いから良くない口コミを聞いた」「面接官の印象が良くなかった」「面接日程の都合がつかなかった」の3項目が、文系・理系ともにそれぞれの中で12~14%、9~11%と拮抗しています。このうち、「ネット上で、あるいは知り合いから良くない口コミを聞いた」は、他の項目と比べて文系と理系のポイント差が大きくなっています。理系のほうがネットの口コミには惑わされないようです。ただ、「面接官の印象」や「口コミ」が選考辞退の理由の上位となっていることには、採用担当者としては十分留意しておく必要があるでしょう。

複数内定保有者が5割を超える

 ここからは「内定」に関連する項目を見ていきます。まずは「内定社数」です。
 文系全体の内定社数では、「0社(未内定)」が19%と2割を下回り、内定率は81%となっています[図表3]。最多は「1社」で29%、次いで「2社」23%、「3社」15%と続きます。「2社」以上の複数内定を保有している学生の割合は、53%と半数を超えます。

[図表3]内定社数(文系)

 大学グループ別に比較すると、「0社」は「旧帝大クラス」、「早慶クラス」、「上位私大クラス」では、11~15%と文系全体の数値を下回るのに対して、「中堅私大クラス」、「その他私立大学」では24~25%と大きく上回り、その差は10ポイント以上となっています。本稿の冒頭でも取り上げましたが、就職情報会社の内定率調査では全体の数字は発表されるものの、大学グループによる差異については一切発表されません。大学関係者はこのあたりをよく把握しておく必要があるでしょう。
 続いて、理系の内定率についても確認してみましょう[図表4]。理系全体では、「0社」は12%となっており、内定率は文系を大きく上回る88%となっています。最多は文系同様に「1社」で33%、次いで「2社」23%、「3社」17%と続きます。「2社」以上の複数内定を保有している学生の割合は、文系よりもわずかに多い55%と半数を優に超えます。

[図表4]内定社数(理系)

 大学グループ別に比較してみると、「0社」は「旧帝大クラス」、「早慶クラス」、「上位国公立大クラス」、「上位私大クラス」では5~9%と、わずか1桁台となっています。一方、「中堅私大クラス」、「その他私立大学」では19~20%と2割に及び、文系同様に大学グループによる差異が大きく見られます。
 文系と大きく異なるのは、「2社」以上の複数内定を保有している学生の割合です。文系では、複数内定を保有している学生が最も多いグループは「上位私大クラス」の59%、最も少ないグループは「その他私立大学」の47%で、その差は12ポイントです。ところが、理系で複数内定を保有している学生が最も多いグループは「早慶クラス」の72%で7割を超えるのに対して、最も少ないグループは「その他私立大学」の43%で、その差は実に30ポイント近くもあります。「中堅私大クラス」と「その他私立大学」では、内定率こそ文系よりも理系のほうが若干高くなっているものの、複数内定保有率は逆に理系のほうが文系よりも低くなっています。選考辞退と同様に、活動量の差が影響しているものと推測されます。

理系の4割以上が5000名以上の大企業に内定

 次に、「内定をもらった時期」について、文系と理系を比較してみましょう[図表5]。文系のピークは「2022年5月後半」の33%で、次いで「4月後半」29%、「5月前半」28%、「6月前半」23%が続きます。

[図表5]内定をもらった時期(複数回答)

 2021年中の内定を見てみると、最多はなんと「2021年5月以前」の5%(5.1%)で、次いで「12月」が5%(4.8%)、「6月」が3%となっています。早期の内定が出た時期として、「2021年5月以前」がトップであることに驚きます。サマーインターンシップすら始まっていない時期であり、「2021年5月以前」の具体的な時期は不明ながら、学年を問わず選考対象とする通年採用企業からの内定も含まれると思われます。
 一方、理系を見ると、ピークは文系よりも早い「2022年4月後半」で27%、次いで「5月後半」が25%、「4月前半」が24%、「3月後半」が22%で続きます。「1月」はわずか1ポイントの差ですが、「2月」から「4月前半」はすべて4~6ポイントも理系のほうが文系よりも高くなっており、文系よりも1カ月程度早いペースで内定が出ていたことが分かります。

 「内定をもらった企業規模」についても、文系と理系を比較してみましょう[図表6]。内定をもらった企業規模を、「1~100名」、「101~300名」、「301~500名」、「501~1,000名」、「1,001~5,000名」、「5,001名以上」の6区分に分けて比較してみたところ、「1,001~5,000名」は文系43%、理系42%とほぼ同程度となっています。

[図表6]内定をもらった企業規模(複数回答)

 ところが、「1~100名」から「501~1,000名」の中堅・中小企業においてはすべて文系のほうが高く、逆に「5,001名以上」の超大手企業だけは文系26%に対して、理系は43%と理系のほうが大きく上回っています。理系の内定先企業は、大企業比率が極めて高いことが分かります。理系の大手企業志向の高さは、漠然としたあこがれだけではなく、これら就職先(内定先)の実績を反映してのものだと言えそうです。

内定学生 文系7割、理系8割が就職活動を終了

 今度は、内定取得者を対象に、就職活動を継続するのか、終了するのか、すなわち「就活の継続意向」を確認した結果を紹介します[図表7]。こちらも文系と理系とでは異なる傾向が見られます。

[図表7]内定者の就活継続意向

 「第1志望の企業に内定したので終了する」とする割合は、文系51%に対して理系65%と14ポイントも理系のほうが高くなっています。前述の「選考辞退」の項目でも触れたように、理系には、合格したら必ず内定承諾が求められる「推薦応募」の学生が含まれていることも理由だと思われますが、企業側の採用難を背景に、純粋に「第1志望の企業への内定率」が文系よりも理系のほうが高いことも挙げられるのではないでしょうか。
 「第1志望の企業ではないが内定したので終了する」を合わせた「就活を終了する」派は、文系でも67%と3分の2を占めますが、理系は82%とさらに15ポイントも高く、6月の時点で早くも8割を超える結果となっています。内定をもらったタイミングが文系よりも早かった分、就活を終了する時期でも理系のほうが早くなっていることが分かります。

 次に、こちらも内定取得者を対象に、就職活動を経験しての感想を求めたところ、意外にも文系と理系ではそれほど大きな差は見られませんでした[図表8]

[図表8]就活を経ての感想

 最多は、文系・理系ともに「やや大変だった」でいずれも31%、次いで「かなり大変だった」が文系26%、理系23%で続き、両者を合計した「大変だった」派は、文系で57%、理系で54%と半数を超えています。一方、「かなり楽だった」と「やや楽だった」を合計した「楽だった」派は、文系で24%、理系で30%と、理系のほうがやや多くなっています。

インターンシップで優遇、1社で就活終了の声

 就職活動の感想について、それぞれの理由を抜粋して紹介します。「楽だった」派からは、「インターンシップから内定につながった」、「1社だけで就活が終わった」などの声が散見される一方、「大変だった」派からは「1年がかり」、「メンタル的なつらさ」を挙げる声が多く見られました。

【かなり楽だった】

・エントリー3社、第一志望にすぐ決まったので一度も祈られなかったこと。オンラインで完了したためお金もかからなかったこと(理系、中堅私立大)

・インターンを通して、特に練習もせず内定が取れた(理系、その他国公立大)

・夏の長期インターンに合格すれば優遇ルートで選考を進められたため(理系、その他国公立大)

・インターンシップからお世話になっている企業からとても気に入られて、試験免除の早期選考で受けさせてもらえたから(理系、その他私立大)

・インターン後にリクルーターが付いて、選考スピードも早く、同期で最初に内定できたから。1社にエントリーして1社に内定するという効率的な就活ができた(文系、旧帝大クラス)

・エントリーシートから面接まで、内定をもらった1社しか受けていないから(文系、上位私立大)

・一度も面接に落ちることがなかったから(文系、上位私立大)

・第一志望の面接スケジュールが比較的早く進み、他に考えていた選考を受けずに終わったから(文系、中堅私立大)

・エントリー時点で自分を必要としてくれそうな企業をかなり絞った結果、5社受けてすべてで選考を通過することができたため(そのうち3社は途中で辞退)(文系、中堅私立大)

・比較的遅い時期である4月から就職活動を始めたが、順調に選考フローを進み、内々定を複数もらうことができた。就職活動自体が楽しかった(文系、上位国公立大)

【どちらともいえない】

・落ちるともちろん落ち込むが、その分自分に合った会社に絞られる(理系、旧帝大クラス)

・選考自体はそこまで大変だとは思わなかったが、受けてから結果が出るまでの不安を感じるところが大変だと思った(理系、その他国公立大)

・想定どおりの負荷がかかったから。ただ、自分は他の就活生に比べると穏やかなほうだったのではないかと感じている(文系、旧帝大クラス)

・大変きつい時期もあったが、内定が一つ出てからは、自分は社会に必要とされている人材であると思うことができ、ポジティブになれた(文系、上位私立大)

・ESの締め切りが重なっていたときは時間的にも体力的にもハードだったが、それ以外はスケジュールの管理は比較的しやすかった(文系、上位私立大)

【かなり大変だった】

・面接が苦手なのもあり、非常に疲れた。志望度の高い企業に落ち、精神的なダメージが大きかった(理系、上位国公立大)

・自分についての答えのない問いに対して深掘りをするのはつらかった(理系、旧帝大クラス)

・気分の浮き沈みが激しく、精神的に強さが必要だと感じたから(理系、上位国公立大)

・全く人に頼らない就活をしたので、実地で経験を積むしかなく、結果として60社以上の企業にエントリーしたため(理系、その他国公立大)

・面接対策が大変だった。特にプレゼンテーションを課す面接は資料作成が大変だった(理系、その他国公立大)

・研究活動と並行して就職活動を行うことは時間的にも精神的にもつらかった(理系、その他国公立大)

・面接を通過できなかったときに、自分を否定されているように感じてしまうことがあった。今までに経験したことのない、慣れていないことを沢山しなければならなかったため、精神的にも肉体的にもつらいことがあった(文系、上位私立大)

・インターンシップを含め就職活動の開始時期が早すぎる。大学3年の春学期中にインターンシップの選考を受けることはかなりの負担であった(文系、上位私立大)

・3年生の5月から就活を始め、内定獲得まで1年かかったから(文系、中堅私立大)

半数以上の学生が内定承諾決断に不安

 今回、「内定承諾を決断することに対する不安があるか」についても聞いてみたところ、文系では61%と6割、理系では49%とほぼ半数の学生が「不安がある(あった)」としています[図表9]

[図表9]内定承諾の決断に対する不安

 少なくとも半数程度以上の学生が内定承諾に不安を抱えており、中でも文系のほうが理系より不安を感じる学生が多い傾向にあります。前述の「就活の継続意向」の項でも見たように、理系のほうが「第1志望の企業に内定したので終了する」とした割合が多く、それが文系とのポイント差に現れているものと推測されます。

 次に、どの企業に内定承諾をするか相談できる相手がいるのかを聞いてみたところ、文系・理系ともにほぼ同様な傾向が見られました。トップは、「親、兄弟などの親族」で文系75%、理系73%、2位は「友人・知人」で文系67%、理系72%という結果でした[図表10]。この2項目が他の項目を大きく引き離しており、相談相手のメインは「親・兄弟」「友人・知人」ということになります。

[図表10]内定承諾先についての相談相手(複数回答)

 次いで、「大学の教授・キャリアセンター」が文系30%、理系33%と3割を占め、「内定先企業の人事・社員」が文系18%、理系17%と2割近くとなっています。文系と理系でポイント差があったのは、「大学の先輩等」で、文系の14%に対して、理系は24%と10ポイントもの差がついています。これは大学研究室での学年を超えた縦のつながりの影響が大きいものと推測されます。また、「その他」を選択した学生に内容を記述してもらうと、「エージェント」という回答が散見され、新卒紹介サービスの浸透度をうかがうことができます。
 ちなみに、「(相談相手が)いない(いなかった)」と回答した学生は文系で6%、理系で5%にとどまります。「いない(いなかった)」の中には、「しない(しなかった)」という学生も含まれると思われますが、私たちの時代の就職活動(1980年代)では自分ですべて決めてしまい、親や友人にはただ報告するだけで、相談は一切しなかった学生がもっと多かったような気がします。

半数以上の学生が内定承諾企業内に相談相手あり

 「就活の継続意向」で「就職活動を終了する」と回答した学生を対象にした、「内定承諾先企業への入社に向けての不安」については、「不安がある(あった)」とする割合は文系55%、理系49%と、いずれも半数前後に達していますが、こちらも理系のほうが低い結果となりました[図表11]。前述の「内定承諾の決断に対する不安」とほぼ同様の結果となっています。

[図表11]内定承諾した(する)企業への入社に向けた不安

 また、内定承諾への不安が「ある(あった)」とする学生群では、入社に向けた不安の割合も高くなっており、79%と8割にも上っています[図表12]。内定承諾への不安が「ない(なかった)」とする学生群では、入社に向けた不安の割合は28%にとどまり、50ポイント以上の差がついています。内定承諾時の不安があった学生は、その不安を解消できないまま、入社に向けた不安となって残っていることが推測されます。

[図表12]内定承諾への不安の有無別・入社予定企業への入社に向けた不安

 では、具体的にどんなことに不安を感じているのでしょうか。[図表13]は、「入社に向けた不安の内容」について、文理別の結果を文系の数値で降順に並べたものになります。

[図表13]入社に向けた不安の内容(複数回答)

 文系・理系ともに最多は「職場メンバーに馴染めるか」で、文系51%、理系55%といずれも半数を超えています。それに次ぐ「仕事で成果を出せるか」も、文系47%、理系52%と半数前後となっているほか、「配属先」も文系45%、理系38%と多くなっています。「生活環境の変化への対応」と「給与・福利厚生」も3割前後の学生が不安内容として挙げています。企業はこれらの不安要素について、採用選考の段階から丁寧に説明することで、学生が理解し納得した上で安心して内定承諾し、入社を迎えられるようにすることが大切になってきます。

 次に、入社に向けた不安を相談できる人が、内定承諾企業の中にいるのかについても聞いてみたところ、「いる」とする割合は文系58%、理系55%となり、いずれも6割近くとなっています[図表14]。逆に見ると、4割強の学生が、入社に向けた不安を内定承諾企業に直接相談できる相手がいない状況となっていることになります。ここは要注意です。

[図表14]内定承諾先企業での相談相手の存在

 最後に、「内定承諾先企業の理解度」を入社に向けた不安の有無別にクロス集計した結果を紹介します[図表15]。「理解できている」と回答した割合は、「入社に向けた不安はない」学生群では33%と3分の1に及ぶのに対して、「入社に向けた不安がある」学生群では15%とその半分以下となっています。

[図表15]入社に向けた不安の有無別 内定承諾先企業の理解度

 その分、「どちらともいえない」とする割合が、「入社に向けた不安はない」学生群の9%に対して、「入社に向けた不安がある」学生群では20%と2倍以上となっており、自信をもって「理解できている」と言い切れない学生の姿がうかがえます。企業理解ができていないことが、入社への不安を醸成する理由の一つになっていると考えられます。
 入社に向けた不安が解消されないままの状態が続くと、内定辞退につながるリスクを抱えているだけでなく、低いモチベーションや理解度のまま入社を迎えることは早期離脱にもつながりかねません。人事担当者、またはリクルーター等による、内定者一人ひとりの不安解消に向けた、きめ細かい個別のフォローが求められています。

寺澤 康介 てらざわ こうすけ
ProFuture株式会社 代表取締役/HR総研 所長
86年慶應義塾大学文学部卒業、文化放送ブレーンに入社。営業部長、企画制作部長などを歴任。2001年文化放送キャリアパートナーズを共同設立。07年採用プロドットコム(ProFuture)を設立、代表取締役に就任。約25年間、大企業から中堅・中小企業まで幅広く採用コンサルティングを行ってきた経験を持つ。
著書に『みんなで変える日本の新卒採用・就職』(HRプロ)。
https://www.hrpro.co.jp/