2024年09月27日発行 労政時報本誌  4084号 018頁

特集1

若手社員の自律的キャリア形成事例

社内公募制度や育成研修、相談窓口の設置など、
多様な施策でキャリア形成を支援する3社

先を見通しにくいVUCAの時代となり、企業を取り巻く事業環境や個人に求められるスキルは急速に変化している。一方で、人生100年時代を迎えて職業人生は長期化し、“終身雇用” “就社” を前提とした働き方は過去のものとなりつつある。こうした環境では、従来のように企業が長期にわたる単線型のキャリアパスを社員に約束することは困難だ。そのため、近年では、社員一人ひとりが自分のキャリアを主体的にコントロールする「自律的なキャリア」形成を期待する企業が増加している。とりわけ、今後の事業の中核を担う若手社員が自らの力でキャリアを切りひらけるように支援することは、希望キャリアとのミスマッチによる早期離職を防止する観点からも重要だ。
そこで本特集では、若手社員の自律的なキャリア形成を図る施策に取り組んでいる企業3社の事例を紹介する。

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