4.0~4.3%と、24年に引き続き高い伸びとなる見通し
連合は、2025年の春季交渉において、24年度と同水準の「3%のベースアップ分」を含む5%以上の賃上げを求め、中小企業の労働組合には6%以上の賃上げを求める方針を示した。一方、10月30日に開かれた「新しい資本主義実現会議」の中で、政府は中堅・中小企業の賃上げ環境の整備、付加価値の向上や省力化に資する投資の促進を重点政策に掲げている。
こうした中で、これから労使の動きが本格化する25年賃上げの見通しについて、みずほリサーチ&テクノロジーズと三菱UFJリサーチ&コンサルティングのエコノミストに、経済・経営環境の情勢分析を踏まえて両社独自の賃上げ予測を解説していただいた。