求人倍率6カ月ぶり低下 失業率は改善2・4%

 厚生労働省が1日発表した2月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月を0・02ポイント下回る1・24倍で昨年8月以来、6カ月ぶりに低下した。総務省が同日発表した2月の完全失業率(季節調整値)は前月より0・1ポイント低い2・4%で、5カ月ぶりに改善した。
 有効求人倍率はハローワークの求職者1人当たり、何件の求人があるかを示す。有効求職者数は0・5%減、有効求人数は1・7%減で、求職者以上に求人が減ったため倍率は下がった。
(共同通信社)